オフグリッドトレーラーハウス製作記その⑥
年末で捗らない
窓枠をつけたり、配管やったり、大工さんが忙しくなかなか進まず停滞していますが、完成が見えてきました。
シャワートイレが来月11日、キッチンが16日に入ってくるので、それを目途に完成予定です。
水ポンプも設置
フルフックアップ対応なので、水道圧力のまま繋げるのですが、災害時や移動先など水道圧力がない場合を想定して、標準で100V上水ポンプを設置します。水道入力バルブを閉めて、ポンプ側バルブを開けば自吸式ダイヤフラムポンプですので水のタンクから自動給水し、車内に水を供給し一定の圧力がかかった時点で停止します。蛇口を開けて水圧が下がるとまた自動的にポンプが作動し加圧するという動作を繰り返します。
これは井戸ポンプと同じ仕様です。(動画ではまだ未接続)井戸又は上水道接続時は車内のポンプは使用しません。
外部シャワー
水道入力バルブを開いて、ポンプバルブも開けば水道入力側に圧力がかかりますので、入力口にシャワーとホースを取り付ければ外部シャワーとして利用できます。
水タンクに温水を入れれば温水外部シャワー利用が可能です。後方の蓄電池を設置する機械室は配管など丸見えですので、DIYで温水外部シャワーを直接配管で取り付けることも出来ます。
水タンクと排水タンク
ポンプから給水ホースだけ出しておりますので、上水タンクの大きさは利用目的に応じて任意のサイズを設置し機械室の中でも外でも自由に置くことが出来ます。
排水タンクは下記のような車外に置くRV専用タンクもあり容量は80Lです。
外部電源取り出し口
外部電源取り出し口からは100V電源で15Aまでの製品が利用可能です。
浄化槽のエアーポンプや、井戸水ポンプなどもこちらから電源供給することが出来ます。
その他、テレビアンテナ線も3m出してありますのでアンテナを取り付けることで地上波、BSCSが視聴可能です。
災害時の住居利用
井戸水や浄化槽または下水道を利用していれば、災害時停電になっても上水道が止まっても影響を受けることはありません。上水道を利用している場合は、災害時に停電や水道管の漏水などで上水道が止まる可能性があります。農業用タンクと水を用意しておけば動画のように車外浄水器を通すことで一定の期間生活を送ることが出来ます。
オフグリッドコンテナハウスは災害に大変強く、自家発電し水タンクからのポンプ利用や井戸ポンプの電源自体を蓄電池の電力を利用することで、停電や水道が止まった状況でも普段と変わらず、冷蔵庫、洗濯機、乾燥機、エアコン、水洗トイレ、温水シャワー利用生活を送ることが可能です。
公道を走行できることにより、迅速に被災現場に設置することが可能です。
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